訪問レポート(2022年3月)
繋がりを紡ぎながら、徐々に広がる多世代の居場所
いこっとのWEB制作担当兼ライターの寺戸(てらど)です。
今回は、熊野町で自習スペース「ななーるCafe」をはじめとして地域に開かれた居場所を運営されている鈴木さんにお話しを伺ってきました。
地域の方との繋がりを大事にしながら、少しずつ広がっている手作りの居場所。
普段の活動内容と、今後の展望についてお話を伺ってきました。
ディスプレイなど外から見てもわかりやすいよう工夫されています。認知症があっても仲良く暮らせる地域づくり
「なほさんの好きにやってみて!」と言われて(笑)、そこから色々な方に相談しながら進めてきました。
オレンジカフェなど、認知症のことを理解してもらう活動を通じて、「認知症があっても、地域で仲良く暮らせる」地域づくりができていけたらと思っています。
地域の皆さんにフリースペースにきていただければ、利用者さんにも活動に参加していただくことができます。
スペースには、子どもたちや施設の利用者さんが製作された作品が並んでいます。関わる人の得意を活かす、高齢者も参加できる居場所
水曜日は、いこっとサポーターとして登録されている方に「駄菓子屋さん」を開催してもらっています。木曜日は介護相談などを中心とした「街の保健室」として開放しています。その他、和紅茶カフェを開催したり、関わる人の得意なことを活かして居場所を作ってもらっています。
子どもたちは、認知症については偏見がありませんし、利用者さんたちは子どもたちが遊んでいる様子を、微笑ましく見守っています。子どもがいるだけで利用者さんは大喜び、です。
最近では、未就学児の子どもを連れてこられる地域のお母さんたちとの繋がりも、できてきました。
玄関先に掲示物をレイアウト。お花などもきれいに咲いています。子どもの居場所を始めたい方へのメッセージ
自分たちの「こうしたい!」だけでなく、「こういう風に使えるのでは?」とちょっとずつ工夫してやっていく中で、少しずつ関係が広がっていくと思います。
今後は、外にベンチを増やしたり、皆さんにもっと使ってもらえるスペースにしようと持っているので、ご期待ください。
まとめ
普段はグループホームを運営されている施設の一角を利用された地域の居場所。活動する力が衰えていく中で、高齢者の皆さんは徐々に地域から「見えない」ところで生活するようになってしまいます。
1つフリースペースでの活動を通して、地域の方々、高齢者の皆さん、子どもたちが関わっていく。鈴木さんが、そんな「繋がれる居場所」を、色んな人たちとの繋がりを活かしながら、少しずつ作っていかれているのが印象的でした。
鈴木さん、お忙しい中インタビューにお答えくださりありがとうございました!
明るい笑顔が印象的な鈴木さん。じわりじわりと、地域の中で繋がりを大事に居場所を作っておられます。

