居場所の基本情報
- 開催場所:大阪府豊中市庄内西町2丁目28−6
- 開催日時:月1回 第3日曜日 ※変更する場合もあります。
- 参加費:無料 ※材料費等をいただく場合もあります。
- 参加受付方法:当日(申し込み不要) ※事前申込みをお願いすることもあります。
- 対象者:幼児から大人まで
ひとことメッセージ
いっしょに楽しもう!
運営団体
- アートラボ同好会
外部リンク
アクセス
- 電話番号:090-4011-9017
- メールアドレス:m.hasegawa@daion.ac.jp
- 担当者:野田颯希
訪問レポート(2023年1月)
音楽を通じた空間づくり、「やり切った経験」から得られた成長
いこっとのWEB制作担当兼ライターの寺戸(てらど)です。
今回は、とよなか縁結実を中心に地域の様々な場所で音楽を中心とした活動をしている大阪音楽大学アートラボ同好会部長の野田さん、副部長の椿本さんを尋ねました。インタビュー当日も子どもたちを招いてクリスマスイベントを開催されていました。
大阪音楽大学の学生さんとして忙しい日々を送りながら、なぜ子どもの居場所を作る活動をしているのか、活動の中でどんな経験を得られているのか、聞いてきました。
子どもたちのアイデアから、学ぶ
アートラボができてすぐに顧問の長谷川先生に紹介され「いこっと」に登録しました。この場所「とよなか縁結実」を利用できることになりました。
スタッフの皆さんの人柄もあって、安心して参加できました。
どこへいっても、音楽は音楽だなと思いました。
子どもたちと一緒になってぐちゃぐちゃになって遊びながら、伺う場所それぞれで学びがあります。
地域で活動を通して、見えてきたこと
地域ごとに、子どもたちの様子が違うんだなと感じています。
子どもたちの素直な表現が、次の活動のヒントになっています。
イベントの中身まで作ってしまう必要はないのかもしれない、今は「枠」だけで十分なのかなと考えています。
こうやって変わっていくんだなと、すごく嬉しかったです。
積み重なった「やってよかった」が成長に繋がる
途中で止まりそうな時もありましたが、周りのみんながやりたい!やろうよ!といってくれるようになって、やりたいを行動に移せる、みんなを巻き込むことができるようになりました。
「やらないといけない状況」はしんどいですが、それを乗り越えて公演が成功すると「頑張ってよかった」が積み重なっていく、そんな経験ができてよかったなと、アートラボに入って成長が早かったなと思います。
「してあげたい」より、「こんな空間にしたい」が大事
まだまだどうなるかわからないけど、繋がりを大事にしていきたいと思っています。
個人的には子どもたちから、エネルギーをもらいます。イベントが終わって「疲れたけど、元気になった」という経験があります。
子どもたちが楽しいことを考えるけど、自分たちも楽しいし、元気になる、みんなで「楽しい」を共有できるので、やるべき!だと思います。
私たちの場合は、暖かい空間の中で、音楽で触れ合いたいというイメージがあります。
最初は子どもやったらこうしたら喜ぶと思ってしまうけど、みんながどう過ごしたいか、どんな雰囲気にしたいかを考えると良いのではないでしょうか。
まとめ
音楽を中心に居場所づくりをしているアートラボの皆さん。活動の様子を見ていても、ご自身たちも楽しんでいることが印象的でした。また、学業と地域活動の両立は大変さもあると思いますが、自分たちで考え、実行し、反省をしながらも活動を続けていくことで彼女たち自身が大きく成長している実感を持っていることに可能性を感じました。
音楽を中心とした暖かい居場所づくりがさらに発展していくよう「いこっと」としても引き続き応援していきたいと思います。
野田さん、椿本さん、お忙しい中インタビューにお答えくださり、ありがとうございました!